【補聴器情報 大阪奈良発】補聴器外来とは?

補聴器のご自宅出張訪問専門

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「 補聴器ご自宅.com 」のブログヘようこそ。

久々の朝更新です。

昨日の奈良市内、『夏みたい』と一瞬感じるほど、
暖かいを通り越した暑さを感じたひととき、ありましたよ。

昨日の午前中は、PTAのお勤めで、地元小学校の
入学式のお手伝い、していました。
※来賓席に座っていました。

次男が入学することもあり、通常ならば保護者席で
みるところを、いつもと異なる来賓席で注視。

(入場時に来賓席に向けて手をふる次男に、思わず
振り返して、周囲から笑われたましたが、汗)

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本日のテーマは、

補聴器出張訪問と補聴器外来

現在、補聴器に関する本を夏に出版するため、
原稿を書いているのですが、出版の為の企画書を
出版社に提出する際、質問されたことがあります。

『 補聴器外来ってなんですか? 』

業界関係者の方には当たり前になっているの
かもしれませんが、

一般的にはハッキリいって知られていません。

簡単に解説すると、

通常、耳の相談で立ち寄るのが耳鼻咽喉科

では補聴器は?となると、

耳鼻科医の紹介で補聴器販売店を紹介される、
といったケースがあります。

(お客さんに直接販売店に紹介状をもってゆくケース)

これ以外に、定期的に補聴器の相談にのる機会を
設けている耳鼻科もあります。

※耳鼻科の先生が補聴器を調整するのではありません。
近隣や以前から付き合いのある補聴器販売店のスタッフが
病院にやってきます。

これが、いわゆる『 補聴器外来 』です。

※ただし、一点注意が必要です。

全ての耳鼻科において、先生が主体となって最初から
最後まで補聴器に関与するわけではないということです。

耳鼻科の先生も千差万別です。

下記のようなパターンにわかれます。

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■ご自身が補聴器に関心があり常に情報収集している
(臨床データもとっている)

■ある程度まで補聴器を勉強したものの、その後
情報が更新されていない(昔の情報で留まっている)

■補聴器自体には全く詳しくない
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当然ながら、先生自身が補聴器に関心を持っておられる
場合には、販売店と協力しながら、非常に有益なサービスを
受けることが可能です。

※アドバイスとフィッティング(調整)の両面において

一方で、

先生自身が補聴器に関心があまりなかった場合
にはどうなるか・・・

ひと言で言うと、『病院にやってくる補聴器販売店に全て
一任』することになります。

ということは、出入りする補聴器販売店のレベルによって
その結果は左右される、ということになります。

『せっかく病院で補聴器をみてもらっているのに・・・今ひとつ』

といった声が聞かれるのは、こういった背景があるからです。

補聴器外来の場合には、

多いところで毎週、少ないところだと月の内の何日かを
補聴器相談の日として、設定されています。

(日程が決まっているので、その日しか実施されません)

補聴器を購入される前には、ご自身の耳の状態を知って
おくことは必須です。

<耳鼻科で最初に聞くべきポイントは>

・治療で治る難聴か否か。

・直らない場合、補聴器を考える必要性はあるか?
 購入する場合の注意点は?

・仮に補聴器が必要となった場合、障害者手帳を取得
 できないか?等の相談

<補聴器外来利用のアドバイス

・補聴器相談の日(補聴器外来)のスケジュールが
ご自身の日程にあうか?

・先生自身が補聴器にどこまでタッチされているのか、
 自身の目で確認する。

・担当する補聴器販売店スタッフの方の対応はどうか?

(※販売店スタッフは先生ではありませんの、態度は
 横柄でないか?)

この辺りを見た上で、判断されるとよいのではないでしょうか?

本日は、補聴器外来についてお話しました、

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<編集後記>

補聴器の出張訪問サービスには、正直な所、
まだまだグレーなイメージをお持ちの方が多いようです。

※特に業界関係者の中に。

『お店がないのはどうか?』

『アフター調整はどうか?』

などなど。

私の持論では、固定観念だけで物事を考えていると、
新しい発想はまったく思いつかないということ。

これだけ高齢者人口が増えているのに、補聴器の伸びが
わずかしかない、というのがシグナルだと考えます。

これまで培ってきた土壌だけでは、求められるサービスには
答えてゆけないのでは?と思います。

先日訪問したお客様宅では、

『補聴器の貸し出しを専門店から受けていたのですが、
 これはできません、あれはせきません、慣れてください
 ばかりで、補聴器が嫌になっていました。』とのお声。

気になる雑音を、ご自宅で調整すると、
気にならないところまで評価を変えることが出来ました。

『中村さんにみてもらってダメなら補聴器を諦めようと
思っていました・・・』

こういう声を聞かせていただくと、益々ヤル気が出てまいります。

引き続き、自分のミッションを明確にしながら、お客様にあった
補聴器、サービスの提供心がけて参ります。

<今月末に、中小企業同友会にて発表します。>

申込用チラシが出来上がってきましたね。頑張らないと!


補聴器の事を一人でも多く地元の方にしっていただけるよう、
しっかりと話して期待と思います。

関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!