【補聴器情報 奈良・木津発】補聴器販売店が、メーカーの強みと売りを知ることは必須。

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おはようございます。
昨日は、奈良⇒京都を2往復した中村です。

※といっても仕事ではありません。

・1往復目は、京都の実家まで母&祖母を迎えに。
・2往復目は、先輩経営者の方と研修参加のために。

2往復目は、この先輩の車に、乗せていただきました。
研修&懇親会は盛り上がり、帰宅したのは1時頃。

研修も良かったのですが、私にとっては、

車の中で教えていただいた、この先輩の開業時の生々しい
エピソードが、その何倍も有益でした。

(Nさん、本当に勉強になりました。ありがとうございます!)

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補聴器メーカーの営業マン時代、販売店の担当者から、

一番聞きたくない、
腹立たしいフレーズ、ありました。

『 どのメーカーも大した差が無い 』
『 価格帯が同じなら、性能は、ほぼ一緒 』
『 後は音色の好みですよ 』

メガネ店など、兼業店の方だけでなく、

専門店を営んでいる人まで上記のコメントを
言う方、ありました。

『 果たして、本当にそうだろうか?』

常々、疑問がありました。

確かに、新製品があるメーカーから出ると、
目新しい機能に注目が現れ始めます。

すると、

それまでその新しい機能を持っていなかったメーカーは、
次年度以降に、遅れてその機能を追加してくることがあります。

でも、これって、補聴器だけのことではなく、
工業製品を作る、どの業界にも起こりうることです。

(世の常です。相手があるからその業界の製品進化してきます。)

我々販売店の人間が、

『どれも同じ。後はご予算とお客様の好みですですよ・・・』

なんて事を言ってしまったら、

いったい誰が客観的かつ、そのお客様にとっての有益な
情報を流してくれるのでしょうか?

(これを平気で言う方があるとすれば、私からすると
 怠慢以外の何者でもありません。)

必需品である補聴器といえど、

『 商品 』 です。 (※しかも、安くはない高級品)

この『 商品 』に対して、愛情を持って接することから、
(=デモ機と呼ばれる試聴用の補聴器をいろんな場面で試すなど。)

カタログ表面上の違いだけでなく、現場での本質的な違いや、
有益な一面が見えてくるのではないでしょうか?

※販売店担当者の中には、新機種が出るたびに四六時中、
デモ機をつけている担当者あります。

(残念な事に、最近では、メーカー営業マンの中ですら、
新機種のデモ機をつけることなく、営業する担当者も増えているようです。)

売店の人間は、価格やカタログだけでは伝えられない価値を、

自分流の言葉(時には、比喩&例えを活用)にして、
お客様に価値を伝えてゆく義務があると思います。

※お客様に専門用語はNG(当たり前ですが・・・)

・雑音の抑制に特徴のあるメーカー、

・雑音=悪ではなく、言葉の聞き取りにに役立つ
周囲の音もいれるメーカー、

・音質、音量調整が苦手な方の為に、自動化させる
ことにいち早く特化させたメーカー、

・電池が無くなるお知らせ音を、日本語で伝える
機能を持ったメーカー、

・電池の表裏をどちらから入れてもOKなメーカー

等、まだまだ掲載できないくらい違いが存在します。

こういった機能的なことだけでなく、開発ストーリーなど、
メーカー担当者にきかない裏話などもユーザーの皆さんに
伝えてゆく役目も負っています。


元メーカー出身ということもあり、いつもと違った角度から

少々熱く、メーカーの違いについて語ってみました。

本日は以上です。

< 編集後記 >

やはり、異業種の方とお話しすると、学ぶべきポイント、
沢山ありますね。

自分の業界だけで物事考えると、小さくまとまってしまいます。
(変化も少ない・・・)

今後も積極的に他の業界の方と混じってゆきたいと思います

< 本日の楽しみ >

前回からまだ1ヵ月半しかたっていませんが、
本日、こちらに行ってきます。(大阪府立体育館



真夏の祭典、G1クライマックス。

『 強いものが勝つのではない。
  勝った者が強いんだ 。』

超満員札止めが予想されますが、
しっかり出場選手を応援してきます。

皆さんも、良い一日を!

< 本日の動画 >

補聴器を嫌がる方を後押しするには???

動画はこちらです。

関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!