【補聴器情報 大阪奈良発】場所、目的に応じた補聴器を選ぶ

補聴器ご自宅.comのブログへようこそ。

おはようございます。
またまた1日更新飛んでしまいましたね(汗)

昨日は嬉しいことが2件ありました。

以前もお伝えしたこちらのニュース。

ケアマネさん向けの勉強会を1月に大阪守口市
実施しました。

その時に参加されておられたケアマネージャーさんの
お一人から昨日、「補聴器で困っておられる方があるので、
電話していただませんか?」とのお電話をいただきました。

3か月近く経った今、覚えていただいていたことが何より
嬉しかったです。(Aさま、ありがとうございます!)

さっそく来週、訪問させていただくことになりました。(感謝!)

夕方には、橿原市内のお客様から、訪問のご依頼が。
お母様が近日、「老人ホーム」に入居されるそうで、
周囲とのコミュニケーションの必要性を感じられて
お問い合わせ、となったそうです。
(県内で補聴器を購入されたものの不調とのこと。)

こちらも日曜日に訪問させていただくことになりました。

4月に入っても有難いことに忙しくなりそうです。
嬉しいですね。
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最近は、補聴器の情報も少しずつ増えてきていることもあり、
専門用語、商品名で検索される方も増えているようです。
*当店サイトへもそういったキーワード、増えています。

中には、こんなメーカー名の集音器、補聴器があるのだな、
と教えていただくこともしばしば。

我々補聴器販売店は、対面販売を原則としますので、
メーカーの団体である補聴器工業会に属していない
通販商品の情報は遅れているといってもいいでしょう。

メーカーさんの努力で、製品名まで周知されているケースも
増えていますが、最新補聴器がすべてのお客様に適合する
とは必ずしも言えません。

本日の本題にもありますとおり、どこで使うのか、
何のために使うのか?(場所、目的)に応じて選定しないと
いけないからです。

1日の大半が静かな自宅で使用するのであれば、さほど
高機能でなくても、ご満足して使用していただくことも可能
です。

一方、終日、周囲の環境音がうるさく、人前で話すことが多い
となれば、それなりの機能(雑音抑制、指向性)とよばれる
会話に集中できる機能をもった機種を選ぶ必要性があります。

以上を踏まえると、その方の状況を予め知ることなく
(=相談する前に)「この補聴器はよく聞こえます」と
断言することはできません。

*ご本人様の言葉の聞き取り、聞き分け能力情報も
 聞くことなく、上記のような断言は危険すぎます。

一方、「○○円の補聴器であれば、使用できるようになります」
と、あるクラス(中クラス程度)の補聴器だけをもって、
宣言することにも、個人的には違和感を覚えます。

*フィッティング技術偏重になると、上記のような傾向にも。

私の持論では、上記の使用場所、目的、
ご本人の言葉の聞き取り能力、
雑音に対する許容性

この3点から総合的に判断して補聴器を選ぶ必要性が
あると考えます。

雑音に対する許容性がない方に「慣れが必要」的な
売店サイドの持論を振り回すだけが果たして正義か
といいますと、、決してそうは言い切れません。

時には最高クラスの補聴器でないと対応できない場合も
あるのでは?と個人的に考えます。

で、なければ補聴器メーカーが一生懸命に努力して
開発する商品の存在意義が失われてしまいますよね。
(新商品は、お客様の声からうまれるという市場原理ですから。)

そういった意味から、販売店の腕の見せ所は、お客様の日常に
いかに接近し、どうすれば使用できるのか?をともに考える
必要性がありますね。

最近、お客様から聞いた話を基に、フッとそのことを
書いておかなければと思った次第です。

本日は以上です。

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<編集後記>

今年も入会しました!(ならシネマテイク会員)

奈良市内には映画館がないので、毎月会場を変えながら
月に3日間だけ上映される移動式映画館イベント。

今年は、2年に1回開催される「奈良国際映画祭」が
実施される年度。

奈良在住の映画監督の河瀬直美監督が、
運営協力されています。

レッドカーペットを歩けるという特典にみせられて、
私もランクアップして、入会しました。
(もちろん、映画もたくさん見れる特典付)

秋に開催されるイベントが、今から楽しみですね。

<本日は。。。>

近鉄奈良駅前で開催する補聴器個人レッスン。
新会議室使用、私にとってのこけら落とし公演(笑)

私自身もしっかりと楽しみながら、対応させていただきます。
次回開催はは4月18日です。

<本日の動画>

もう1日お休みします。新会議室で撮影してきますね。

かかわる人々を補聴器を通じてハッピーに!