その2、忘れられない小学生6年生の補聴器
ご自宅出張訪問専門(奈良・木津川)
「 補聴器ご自宅.com 」のブログヘようこそ。
おはようございます。
昨日は、地元奈良の情報紙の方と打ち合わせ。
これまで、営業する側でしたので、営業される側の経験も
たまには良いですね。
貴重なアドバイスも多数いただきました。
一人でも多くの方に、補聴器のご自宅出張訪問サービスを
知っていただけるよう、前向きに取り組んでまいります。
さて、昨日からの続きとなります、
【 忘れられない小学校6年生の補聴器 】
いよいよ、納品の時を迎えます。
オーダーメイドの耳あな式補聴器ですので、
収まり具合は?
ハウリング(ピーピー音がないか?)
圧迫感は?
緊張の一瞬です。。。
『 今、使っているコレ(=既製品の補聴器)とちがって、安定感も良い。
雑音も気にならないし、全然大丈夫 』 と。
( 心の中で、ホッとする一瞬です。 )
男の子の事例にありますように、
比較的早い段階から補聴器の装用を始めますと、
音に対する順応性が早いのが一般的です。
逆に、
遅ければ遅いほど、音に対する順応性には、
時間を要します。
ただ、気になる点が、1点。
【 音量面で、余裕があるのか否か?】
(=今後、パワーを出せる補聴器か否か?)
なんせ、小学校6年生を考慮して、
一番目立たない超小型補聴器に決定したもので。
最初のうちは、音量を下げて納品しても、
慣れてくるうちに、
『 もっと音を大きくしてほしい 』 と
なるのが一般的です。
この男の子の場合、さほど大きくしなくても、満足できる
レベルでしたので、その危惧も、大丈夫でした。
納品後は、販売店のフォローアップ分野になります。
ですので、その後も、
この販売店には、チョクチョク電話して、
男の子のその後、を電話口で確認していました。
年に数回の、補聴器相談会には、その子を優先的に
呼んでもらい、不定期ではありますが、再会を果たしていました、。
『 よく聞こえる。全然問題ないので、点検と掃除お願いします。』
そんな会話が続いていました。
その子が、中学生になり、高校生になるまで。
(予断ですが、)
補聴器専門店の中には、
子供から、就職するまで、一人の担当者が
ずっとお世話するケースも多くあります。
ただ、私は、補聴器メーカーの営業マン。
今回のような事例は、本当にレアケースでした。
『 あの男の子は、今、どうしてるのかな?』
と、たまに思うことがあります。
補聴器という製品は、本当に不思議な製品です。
電気製品のようで、電気製品ではない。
外見は同じものであっても、調整を通じて、
その方専用の音になっています。
また、人生の一場面で使用してもらえる製品でもあります。
この男の子のように、一人でも多くの方に喜んでもらえるよう、
今後も、全力で取り組んでまいります。
追伸
本日は、ドイツの大手補聴器メーカー『 シーメンス 』の新製品セミナーです。
最新式の耳あな式補聴器が登場するとのことで、しっかりと学んで参ります。
このブログでも、後日、レポートいたします。
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