補聴器販売店も、勉強の継続が必要

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おはようございます。

昨日は、お取引先になる予定の(=補聴器メーカー)
営業さんとの面談でした。

実りのあるお話で、

徐々にですが、パズルのピースが出来上がってきた、
そんな印象です。

『 全力でサポートします 』

との大変有難い、お言葉もいただき、益々頑張って
いかなければ、と使命感に燃えている、11月8日、朝です。

本日のテーマは、

【 補聴器販売店も、勉強の継続が必要 】です。

どの世界もそうですが、お客様に満足していただくためには、

販売する側、(=補聴器の販売店の場合、担当者)自身の
レベルの向上が必須です。

12年間、補聴器メーカーの営業として、
多数の皆様とお会いしてきました。

勉強熱心な方、実践に熱心な方も、当然ながら、多数おられました。

一方で、

過去に培ったノウハウに安住し、新しいことを学ぼうとしない方も
現実におられます。

新製品や講習会等の案内を差し上げても、

『 忙しい 』
『 休みがなくなる 』
『 新製品、どうせ大した事ないやろ』
『 売り上げベースで給料が決まるから、時間がもったいない』、と
耳を疑いたくなるようなコメントまでありました。(苦笑)

10万円以上もする補聴器もある中、お客様に満足いただく為には、
技術、情報、接客態度、この3つが揃わないと、不十分。

今後の私自身の戒めも込め、敢えて、書いてみました。

参考までに、私の情報の仕入れ方を、少々ご紹介します。

( 少々マニアックなので、ご興味ない方は、
  また明日お会いしましょう! )

〜 続きです 〜

補聴器の技術、情報に関しては、
やはり" 海外 "抜きには語れません。

1、補聴器メーカーの海外サイトをチェックする。

 特に、今後出てくるであろう、新製品をタイムリーにつかめます。

※ただし、日本で販売しない製品もあるので、要注意。

最近は便利なもので、ホームページそのものを
翻訳してくれる機能もあります。 
※専門用語の翻訳は、やはり、おかしくなりますが・・・

2、海外で出版された書籍

Hearing Instrument Sience & Fitting Practices
(SECON EDITION) IHS出版





補聴器業界伝説の、岡本途也先生翻訳監修

『 補聴器能者のためのトレーニングマニュアル 』

にも参考文献として 登場します。         
 
※出版元は、IHS(国際補聴器協会)

補聴器の基本を、データ(図、グラフ、表)と共に、
記載しています。

一番助かるのは、要点、を各項目ごとに設けていること。

サイズは電話帳サイズで、枕にもなる?(笑)

今は、アマゾンでも買えるみたいですね。

( 私はIHSアメリカに直接注文しましたが。)


もちろん、日本の情報も大事です


3、日本で出版された書籍


■補聴器フィッティングの考え方 
  出版:診断と治療社 著者 小寺一興




メーカー入社当時は、バイブルのように毎日、鞄に入れて
持ち歩いてました。おかげで、表紙、ボロボロになりましたが・・・
※現在の補聴器業界で、小寺先生抜きには語れません。

■補聴器ハンドブック 
  出版: 医歯薬出版 著者 Havey Dillon  監訳中川雅文



現在の私自身のバイブルです。

原書は8年前に出版(原書はもっと前)されている書籍と
思えないほど、現在でも、十分活用できます。

ハウリング(ピーピー音)を抑えるために、周波数をシフトする
方式(現在の最新技術)に関する記述があった事には、
大変驚きました。

定価8,000円と少々高いため、業界関係者でも、
買わない方が多いです。

 (中古市場では、一時4万円にも値上がりしていました。)

※残念ながら、現在、絶版となっています。

4、補聴器メーカー講習会
 
旬な情報、市場のトレンドをつかむには必須ですね。
活きた情報を短時間で学べます。
  
少々、マニアックな内容でしたが、
本日は以上です。

これからも、皆様に役立つ補聴器情報を、お届けして参ります。
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