補聴器選定=保育園で勤める48歳女性

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おはようございます。

今日は、4時30分起きです。

読書、小冊子作成、ランニングと大忙し(苦笑)

このあと、サラリーマン時代のように、通勤電車に乗って、大阪に向かいます。
なんで?

補聴器を販売するためには、届け出が必要です。

具体的には、販売管理者と呼ばれる人間を、
常時、在中させる必要があります。

(「 補聴器ご自宅.com 」でいうと、私。)

補聴器は、管理医療機器、と呼ばれるクラスに分類され、
その取り扱いには、注意が必要な製品です。

今日1日、補聴器という製品を、いつもと異なる角度から見る、
良い機会ですので、しっかりと学んできたいと思います。

本日のテーマは、

【 補聴器選定=保育園で勤める48歳女性 】です。

以前から、補聴器を使用されていたのですが、
もう少し聞こえるようにならないかということで、
ご来店されました。

補聴器をする条件は、装用していることがわからないこと、
(つまり、いちばん小さいもの。)

ボリュームを上げたりされたりしていることがわからないこと、

様々な条件がありました。

いちばん難しかったのは、高音急墜と呼ばれる、きこえの状態でした。
(高音がある周波数を境に急激に聞こえが悪くなる)。

正直、非常に調整が難しいケースがあらかじめ、想定できます。

(今でこそ、対応しやすい補聴器が登場していますが、
 その
時=6年前にはできることに限界がありました。)

一般的にこういうケースは、

『 よく聞こえない 』、と 『 高い音が、聞こえすぎて響く 』

が背中合わせで出てくるケースが大半です。

この方も例にもれず、

従来の補聴器の場合、『 聞こえるけれども、響く 』と。

とくに保育園での子供たちの、
キャーキャー言う金きり声がたまらない
とおっしゃっておられました。

少しでも問題を減らすため、


指向性つき(前の会話に集中するため、後ろの音を抑える)
の補聴器を考えました。


※ただし、指向性つきの補聴器だと、
 1サイズ大きくなります。

ご本人は、小さいものを希望されているので、

当初は、大きくなることは許容されませんでした。

しかし、

聴力(お聞こえ)そのものも低下しており、
小型タイプでは間に合わない状態でした。

合わないものを販売するわけにはいかず、

説明に時間をかけご説明し、ようやくご納得。
ご購入されることになりました。

納品時の注意点を、販売店の担当者に申し送りし、
その後のフォローを任せました。

納品後も、このお客様とは、
お会いすることが何度かありました。

非常にご丁寧なお客様で、調整させていただくたびに、
いつもごめんね、とおっしゃりながらご来店されていました。

(当然のことなので、気にすることないのですが。。。)

肝心の、感想は?いうと、

『 この補聴器、確かに雑音も少なくなって、
 楽になったなんだけれども、形が大きくて、
 あまり使えていないの 』


とおしゃられました 。

私自身、やっぱりか・・・と非常にショックを受けました。

どんなに見た目が格好良くても、

肝心の話を何度も聞き直すようであれば、
何のために補聴器を購入したのか、わからなくなります。


ただ、ご本人がどうしても使えない、
となってしまうと、本末転倒です。


さてどうしたものか、

気になる続きは、また明日・・・

追伸
今週は、講習会、セミナー受講ラッシュです。

そんな中、補聴器小冊子(定価1,500円)の作成は、

最終段階です。

奈良市内、大和郡山市天理市木津川市の皆様には、
オープン記念で無償提供いたします
ので、

詳細発表まで、もうしばらくお待ちくださいね。

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