補聴器を使い分ける84歳女性

出張訪問専門(奈良・木津)
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こんばんは。

本日は、遠征先、東京より更新です。

今日は、朝から、ラッキーなこと、連続でした。

1、富士山が綺麗だった。



新幹線内で仕事していたので、あっというまの品川到着でした。
さわやかな朝

2、ワイル●だろ?本人に遭遇



大好きな映画、ダークナイトシリーズ。
最終章のブルーレイが発売されるとのことで、
ナイトオブザイヤーと称して、今年活躍したヒーローに賞が
授与されるというマスコミ向けの発表会見に遭遇。

立石諒さんと、
今年話題の人、ワイル●だろ?さんが選ばれていました。

ワイルドさん、私の目の前を通り過ぎましたが、
いい臭いしてました(苦笑)

3、著者の方と多数ご挨拶

もちろん、インターネットを通じて、補聴器を必要とされる方々と、
知り合う方法、たくさん教わりました。

(大満足。今日から、実践してまいります。)


本当に、かなり、濃厚な1日でした。

さて、本日のテーマは、

【 補聴器を使い分ける84歳女性 】

私が手伝いをしていた、とある販売店での
補聴器相談会でのことです。

国産メーカーの耳穴式補聴器をお使いの
Aさん(84歳)がご来店。

最近、どうもテレビが聞こえにくくて。

聴力を確認したところ、その補聴器を買われた
当初と比べると、かなり低下しているご様子。

明らかに、パワー不足(聴力に対して、音の大きさが不足)で
あることが判明。

お客様のご要望は、見た目よりも、聞こえを優先して
ほしいとのこと。

聴力的なこと、大半がご自宅で過ごされることもあり、
耳かけ式補聴器をご提案。

実際に、お店にあったテレビを活用し、ご試聴いただく。

結果、聞こえにも満足されて、購入されることになったのです。

ここから先は、販売店にお任せする段階なのですが、
悲しいかな、この販売店、補聴器のレベルがそう高くはありません。

納品後、しばらくして、TELが入り、担当者とともに、
お客様のご自宅へ同行してほしいとの要請が、
私宛に入りました。

(予想通りの結果でした。苦笑)

販売に立ち会った背景もあり、後日、担当者と自宅へ同行。

問題点を確認してみると、

家での聞こえは、全く問題ない。

先日、病院に行ったとき、うるさくて聞こえにくかった。
=前の補聴器のほうが楽、との訴えでした。

こういうケースの調整は比較的やりやすい。
なぜなら、前の補聴器は、前述のとおり、パワー不足。

パワーがない方が楽、ということは、音量を下げる必要性がある、
ということ。

昨日、ご紹介した、データログ機能を確認すると、なんと、
1日の装用時間、12時間。

(しかも、ブルートゥースを使用したテレビモードでの活用がほとんど。)

この点だけをみても、当初の目的はひとまず達成できている。

あとは、外用の音量を下げるだけ。

微調整を終え、Aさん宅を出ようとしたその瞬間、

Aさんから、ひとこと。「どうしても、使いにくかったら、前の耳穴式補聴器は
病院用として使用し、ほかの場面は、新しい補聴器を使用します。」

「外に出るときも、耳穴式だと目立ちにくいので」と。

このように、前から持っている補聴器も活かしながらの、
新しい補聴器も同時に使い分ける方法、私個人的には、
あり、だと思います。

どの補聴器も、すべての環境で、満足点をたたきだすのは、
なかなか至難の業。そのため、補聴器本体のボタンや、
外部リモコン活用などで、満足度を高めていこうとしているのですから。

補聴器の活用事例の一つとして、覚えておいてくださいね。

本日の、【 補聴器を使い分ける84歳女性 】は、以上です。

明日は、シーメンスの工場で研修です。しっかり見てきますね。


関わる人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!