【補聴器情報 奈良・木津発】補聴器最新情報その1(時宝光学新聞11/1号より)
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おはようございます。3日ぶりの更新です。
(ブログ定休日を挟んだといえ、飛んでしまいましたね、汗。)
まずは、週末の出来事から。。。
行ってきました、地元の秋祭り。
(PTAのお勤めでステージの司会、させていただきました)
正直、事前準備が足りない中で本番迎えましたが(汗)、スタッフ皆さんの
サポートのおかけで、なんとか、無事イベント終えることが出来ました。
ステージでは、学校の先生にも一芸披露をお願いしたのですが、
ギター演奏、ダンス、ジャグリング、合唱など多彩な一芸で、
参加した小学生、保護者の方も大喜び!
(私が小学生時代を振り返っても、ありえない位多彩な先生方でした。)
※注目のタイガーマスク(=私)ですが、一部のマニアからは
ウケタようです。(苦笑)
この辺は、編集後記で。
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<時宝光学新聞 最新号11月1日号が到着いたしました!>
今月の主なトピックを私の個人的視点から取り上げてまいります。
■両耳装用の実態調査を学会(日本聴覚医学会学実講演会)で報告
第58回の学術講演会が10月24日、25日松本市で開催され、その中
で【両耳装用の供給に関するガイドライン検討会】が<わが国における
補聴器の片耳、両耳装用に関する実態調査>と題した報告を行った。
※ガイドライン研究会・・・補聴器業界を中心に構成し、東京大学先端
科学センター客員教授の大沼氏らも委員に加わる。
まとめとして
「補聴器の装用者の多くは、購入前の段階では補聴器の活用に消極的
であり、初めから両耳装用を希望するケースは更に少なく、片耳装用を
最初から事前に決めている割合が高いと推測された」とし、
耳鼻科医からの事前のアドバイスを受けることの必要性強調した上で
「販売店では片耳・両耳への本人の希望に関わらず、両方の試聴を
してから購入を検討するという手順を踏むことが重要であると考える」と
した。(※両耳装用が適用外である場合以外について)
報告を踏まえた上で、「両耳、片耳は一つの要因として、聴力差も
関係するが、左右差についてのデータはとっているか?」等の質問も
でた、とのこと。
また、最終日の25日は、補聴器研究会も開催され、
その中で、前述のガイドライン研究会の主査も務める、
日本補聴器工業会副理事長の木村修造氏は、
「両耳装用は活動的なライフスタイルを有しているケースが多く、
より良い聞こえへの意欲が大きい」ことや「両耳装用者は装用時間が
長く、満足度も高い」こと、「両耳装用者の使用機種は平均価格も高く
多機能を希望する」ことを挙げ、「専門家や有識者から両耳装用に
関するアドバイスを事前に受けることが望ましい」とも述べた。
その上で、検討会からの提言として
「両耳装用は一般的には有用な場合が多いが、常に有利であるとは
限らないことから、<両耳装用が有利な科学的な根拠を説明できること
><メリットがデメリットを凌駕していることを明確にすること>の2点に
留意することが必要である」とし、
「学会関係・関連機関において両耳装用の適応が有効まはた無効な
場合などの科学的論拠の明確化に一層務めていただく事を希望する」
と呼びかけた。
<感想>
当ブログで、記事について、ここまで詳細に書いたことはありません。
しかしながら、両耳装用については大事なテーマであると考えますので、
ほぼ全文、文字化してみました。
アメリカでは両耳率が6割を超えるという現実があり、
(もちろん、両耳装用をサポートする制度もありますが)
日本との差は歴然です。
購入前に、「片耳で十分」と根拠なく考えてしまう流れには
個人的に賛成できません。
日々実際の現場でお客様と接しみて感じるのは、
「片耳装用者ほど、理想とする聞こえの要望が高い」ということ。
中には、「そのご要望は健聴者でも難しいですよ」と、改めてご説明
するほどです。
※非装用側の声を反対側の装用耳で聞き取るのは、
物理的に困難です。
購入されるか否かは、最終的にはお客様自身ですが、
その判断材料となる試聴体験は必須では?と個人的に思います。
当然ながら、メリット、デメリットも話しておかなければなりませんので、
その知識の向上に、我々販売店は勤める必要性があります。
この議論は、継続的に、前向きに行ってゆく必要、ありますね、
本日は、時宝光学新聞より最新情報第一弾をお届けいたしました。
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<編集後記>
地元の秋祭りでのタイガーマスクですが。。。
最後の落ちとしては、同じく司会を担当していただいた女性が、
ボクシングジムに通われていることもあり、
最後に殴られて終わる。。。というものでした。
大爆笑はありませんでしたが(汗)、イベント終了後に
「タイガーマスクだった方ですよね?」
「こんなところでタイガーマスクにあえるとは思わなかった」と
一部の小学生に取り囲まれました(苦笑)
やってみてよかったです。(後悔は全くありません〜)
唯一の反省点は、体育館の音響の問題で、
「話の半分近くは、何をいているのかわからなかった」と
一部の席の方から言われました。
ブログでも予告していました、フォナック社の線音源スピーカーを
はじめとするDFSシステム「ロジャー」も後方部分のスペースに
設置しました。
前日のテスト段階では、中々良い感じだったのですが・・・
後方部分で、マイクの積極活用するよう、お願いしていたスタッフの方。
極度の恥ずかしがりやさんの為、あまり活用されませんでした。
(残念、涙。)
せっかくの良いものも、利用する目的や動機が明確でなければ、
意味を成さないこと、痛感しました。(これは、補聴器と全く同じですね。)
<本日の動画は>
10月26日のラジオ出演時の模様です。
※再掲載
コチラです。
関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!