【補聴器情報 奈良・大阪】補聴器と満足度
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「 補聴器ご自宅.com 」のブログヘようこそ。
おはようございます。4日ぶりの更新です。
(ブログ定休日+充電期間、いただきました。)
少し間が空いてしまいましたね(汗)
この間、来年以降のブログの進め方も含めて、
色々と考えておりました。
(同じ事をずっと継続することあまり好きではないので。。。)
※もちろんブログは継続しますが、
徐々に、考えた形に変更して参りますね。
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<補聴器と満足度について>
先日、補聴器暦5年以上のAさんにお会いしました。
Aさんは、現在の補聴器の聞こえに満足されておらず、
色んな販売店や病院をハシゴされておられました。
(※その間、私も過去に一度お会いしていました。)
このブログでも書いていますように、補聴器の効果
について、いつも重要視しているのは、
「言葉のききとり」
※このAさんの言葉を聞き取る力は最高65%(左右とも)の状況。
「補聴器販売店は、<ここまでは補聴器で目指しましょう>
というような具体的、目標設定をしてくれない」
というAさんのこれまでのご認識から、
この日、私にも<明確なご要望>を書いていただいた用紙を
頂きました。
一つ一つ内容を確認しながら、お話を伺いました。
※正直なところ、現在の状況(最高65%)を考えると、
かなりご要望が高いところにある、そんな印象でした。
補聴器をもってしても「出来ないことは、出来ない」と
ハッキリ申し上げながら、
一方で「ここまでは可能」とのお話をさせていただきました。
※この日、お忙しい中、奥様にも同席頂き、3人で
ゆっくりとお話しできたこと、良かったと思います。
客観的な指標を得る為、以下の手順でテストしました。
※弱めの会話音でテストしたところ、
補聴器をしていない、裸耳の状態でテスト(40%)
↓
現在の補聴器を装用してのテスト(45%)
↓
最新補聴器を装用してのテスト(65%)
となりました。
現在、両耳装用されているものの片側の聞こえが
良い側に聞こえを邪魔する感覚(響き)があるため、
弱くして使用されています。
<今回のフィッティングポイント>
「両耳に使用しても、できるだけ響きを抑えて、両耳効果を
前面に押し出せるように、新しい補聴器の調整を行うこと。」
この点だけを考えて新しい補聴器のフィッティング、行いました。
このケース、客観的な視点で結果を捉えてみても、
「 効果有り 」と考えられます。
ただ、ご本人様は、まだまだご満足いただけていないご様子で、
「会話も8割程度しか聞こえていない感覚」とのことでした。
補聴器の購入前の段階では、お客様と販売店の間には信頼関係が
完全には出来上がっていない事は当然なのですが、
お互いに、<ある程度の共通認識>がないと、どこまでいっても
ご満足されることは難しいものとなります。
<もうひとつの考え>
補聴器単体で聞こえを改善するという考え方も大事ですが、
それ以外にも方法はあると考えます。
言葉の情報量を増やし、聞き取りに備える練習行う
というものです。
「毎日10分間、新聞を声を出しながら読む」
「毎日10分間、興味のある分野の本を声に出して読む」
「補聴器使用者向けのソフトを購入してトレーニングする」等です。
(※シーメンス社から出ています。)
あらかじめ、言葉の正当性がわからないと、
聞こえていないのでは?と不安になるのは当然です。
あらかじめ、手元に正解がある(新聞や本)中で、自分の声で
言葉をなぞることで、<必要な言葉>を聴く練習になると考えます。
初めてく英単語よりも、2度目の英単語の方が瞬時に
理解できるように、
あらかじめ、<言葉を知っているか知っていないか>は文脈を
捉える意味でも重要です。
※聞こえない時間が長くなると、あまり使用できていない言葉も
増えてきます。(どうしても聞き取れない言葉も存在しますので)
補聴器にプラスして、こういった考え方もあること、知っておいて
損はないと思います。
本日は、補聴器と満足について書いてみました。
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<編集後記>
ブログは書いていませんでしたが、活動は精力的に行っていました。
地元PTAのお勤めで、餅つきイベント
東大寺への朝ランニング復活(お水取りで有名な、二月堂より)
<朝の静かな時間に>
<インターネット集客のプロの面々と勉強会>
12月も残り僅か。来年に向けての行動予定策定と、より良いサービス
提供を行うべく、しっかりとプランニングと実践を両輪で行ってまいります。
本日は、大和郡山市のお客様訪問からスタートです。
関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!